産経新聞のインターネット版を読んでいると、

こんな記事を目にとめた。

 

福島第1原発 使用済み燃料取り出し準備本格化 完了に10年超で道遠くhttp://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20121125-00000087-san-soci

 

確か、野田首相は原発事故収束と宣言しとった。

しかし、記事をみてもわかるように

<放射性物質の拡散を防ぐため、原子炉建屋に1500トンの

鉄骨カバーを設置する計画もある。

1~6の各号機のプールに

保管されている燃料は5千体以上。

全部を取り出すには10年以上かかる長い道のりだ>

 

そう簡単にはいかないのがよくわかる。

使用済み核燃料の取り出しは、4号機で試験が

はじまったばかり。

3号機では、がれきをとりのぞこうとして、

失敗。470キロもの鉄骨をプールに落下させて

しもうたがな。

京都大学の小出先生といっぱいやりながら

聞いてみると

「放射線量が高く機器の遠隔操作で

作業していると報じられている。普通でも

大変な作業。えらい離れた場所から操作

して、そう簡単にいくわけないですわ」

おまけに、記事によれば

<東電はクレーンの遠隔操作技術の練度を高めるため、

3号機の西側に鉄骨を入れたプールの模型をつくり、

訓練を重ねる>

というやないか。

訓練がうまくいかなんだら、前へ進まへんってこと。

こんな、かったるい状況やのに、TEPCOは

また税金投入を求める公算が大。

なめとるわ!