まいど、いまにしです。

 



大阪市を二分した、大阪都構想の住民投票。

反対多数となり、否決。

ようやく、対立は一時休止となった。


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大阪維新の会にとっては、新型コロナウイルスで一定の

危機感ある中、得意の空中戦が制限されたこと。

前回、2015年より投票率が4ポイントほど

下落したこと、公明党支持者が「反対」に流れた

ことが大きな敗因だったとみられる。


「開票速報では1万票ほどリード。いけると思ったが

甘かった」(大阪維新の会の地方議員)


当日の出口調査の生数字は以下だ。


X社 

賛成47.2

反対52.8


G

賛成51.1

反対48.9


K

賛成 48.

反対 51.


拮抗していたのは事実。しかし、期日前出口調査、世論調査は

わずかに、反対が優勢。それをひっくり返すには、当日で

3−5ポイントリードでなければ苦しいところだった。

ちなみに、前回も同じような傾向だった。

当日の出口調査の数字は


Z

賛成 52

反対 48

 

X

賛成 50.4

反対 49.6


賛成リードでも勝てなかった。

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「もっと若い20代の投票率が高ければ」

(前出・大阪維新の会の地方議員)

大阪維新の会の松井代表も

「若者に投票に行ってほしい、賛成と入れて」

と住民投票最終日、大阪のアメリカ村で訴えた。

だが、出口調査などから20代は反対が多かったようだ。

松井氏は、毎日新聞の「大阪都構想でコスト増」の

記事を「間違いだ」と訴えていた。

「毎日の記事が響いた」

との声もある。

だが、20代の若者に聞いたところ、

「ニュース? 新聞は見ない。テレビでニュース?

そなんのも見ない。ネットニュースを参考にするくらい。

やっぱりSNSかな一番は」

との声が大半だった。

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前回の「反対」から「賛成」にまわった公明党。

投票行動では、出口調査などから「反対」と投票した

方が多かった。

「これまで維新と対立して反対。国政は自公連立なのに

なぜ大阪だけは維新と仲良しで賛成なんやと、批判が

多かった。反対する人が出るのは当然。

そんなところに山口代表まで応援にくる。

コロコロ変わって恥ずかしくないのか?」

と創価学会の古参メンバーは憤る。


反対を通した、自民党と共産党。いかにも「勝った」

とコメントしていた。よく考えて欲しい。

なぜ、維新が大阪で一大勢力を築けたのか。

それが第一に、自民党がダメだから。

なぜ大阪都構想が一定、支持を得たのか。

自民党、共産党をはじめとした既存政党の

危機感のなさであり、それが大阪府と大阪市の

対立にもつながっていた。

その反省は、反対派の街頭演説でも聞いたことが

なかった。

こんなことでは、住民投票では反対も、大阪府知事選、

大阪市長選、衆院選では、維新強しの傾向が

続くかもしれない。

自民党はじめ、既存政党が

「維新は終わった」

などと思っていると強烈なしっぺ返しが来るかもしれない。

事実、橋下徹氏が去った後、誰もがそう思ったが、

今も大阪府知事、大阪市長、どちらも維新だ。


「若者が反対に投票した割合が多かったのは

誤算。街頭演説にSNS、山本太郎氏にかなりやられた」

(前出・大阪維新の会の地方議員)


れいわ新選組、山本太郎氏は、住民投票初日から

大阪入り。道頓堀の橋の上で街頭演説をやっている

中で、大阪府警と激突。それがSNS炎上したのが

よかったのか? 告知していた街頭演説は多くの

若者が詰めかけた。

「維新のキャッチコピー、大阪の成長を止めるな。

これいい、やられたと思ったが、数字見たら

成長してへんやん」

と小気味いい、芸人らしい喋りが若者には響いていた。

「橋下さんと同じように、山本さんの喋りは

おもろいから、ええやんか」

そんな声を現場で何度も聞いた。


次期衆院選では、大阪から出馬の可能性も噂される山本氏。

「勝った」のは

山本氏とれいわ新選組だったのかもしれない。