まいど、いまにしです。

今週発売の週刊現代で
「徳島の地元財界は大騒ぎ
この夏 阿波おどりに中止の危機」
という記事が掲載されている。
image

阿波踊りは、毎年100万人以上もの観光客が
徳島に押し寄せる夏の風物詩として知られる。
週刊現代の記事によれば、
主催者の徳島新聞が人気の桟敷席を
「独り占め」して、一般の人が買えなくて、苦情殺到。
看板広告は徳島新聞がグループ会社にやらせているなどと
報じている。
阿波踊りは徳島新聞と徳島市観光協会が主催、税金も投入されている。
そんな中で徳島新聞がぼろ儲けしているという
構図を週刊現代が暴いたのだ。

実は私の手元にも、徳島新聞の「ぼろ儲け」が一目瞭然の資料がある。
阿波踊りの
「配席表」「配券表」
と言われるもの。
阿波踊りのチケットは、徳島新聞、徳島市観光協会に加えて
楽天のチケットスター、そしてコンビニなどで買える。
image

「配席表」に「新」とあるのが徳島新聞が確保している席だ。
ステージ正面に「新」が並び、週刊現代の記事の通り、徳島新聞が人気の席を
「独り占め」しているのがよくわかる。

毎年、阿波踊りは8月12日から15日まで開催される。
人気は8月12日の初日で、チケットの希望者が殺到するという。
12日は、本番の前に「選抜」と地元では言われる、踊り達者な
有名な「連」が腕前を見せるために集う大会がある。

これを見て、本番を桟敷席で楽しむというのが一番だという。
「選抜の人気は、12日16時の第3部。これを見て、そのまま徒歩で行ける
藍場浜会場の桟敷席で本番を見るんがゴールデンコース。選抜の会場は
屋内なんで、座席数も少ないけん、第3部はまさにプラチナチケット。
徳島新聞は、人気の会場、席、日程はたくさんとって人気ないところは
わずかしか確保しない。好き放題やっとるけん」
と徳島市の幹部は言う。

朝からコンビニに並んで、発売と同時に買おうとする市民やファンも
多いという。だが、希望の席が買えない。この「配席表」をみれば
誰もがあきらめざるを得ない。

徳島新聞は地元では「トクシン」と呼ばれている。
「毎年、トクシンの社員がアルバイトして日当1万円ほどに弁当代とか、
とっている。仕事はボランティアでもできることですわ。
ボランティアは、弁当だけで頑張る。トクシンは日当にタクシー代も
出ているという話まである。これ、新聞社がやることですか?
それに、徳島市の職員、公務員が一緒になって
アルバイト
して
日当もらっている。週刊現代で赤字だとありますが、原因は
ぼろ儲けするトクシンであり、インチキを見逃す市役所。きちんと運営したら黒字なりますよ。
税金が入っている阿波踊り。役所もトクシンも
税金でぼろ儲け、商売繫盛。ほんまデタラメや」
と徳島市の幹部は嘆く。

徳島市民、県民はトクシンの「俺様」ぶりをどう思っているのか?

より詳しい内容は、メルマガからご覧ください。