まいど、いまにしです。

住友銀行取締役だった、國重惇史氏著住友銀行秘史が話題を呼んでいる。
 すでに10万部を超す売れ行きで、版元の講談社では
この本のおかがでボーナスが出たんじゃないか
と笑い話が出るほどの、売れ行き。
発売から2か月ほど経過したのが、今も好調な売れ行きのようだ。
 
今から25年前、戦後最大の経済事件と言われた、イトマン事件を
住友銀行から見た内幕を書いた、國重氏。
ワシもさっそく、買って読んだ。なかなか、オモロイ。けど、 イトマン事件を
実際に取材した観点からいうと、
ホンマかいな?
こら、ちゃうで?
と違和感があったのも事実。

そんなところに、手紙が来たのは、11月11日のことやった。
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封筒には、えらい馴染みのある文字が躍っていた。
伊藤寿永光
そない書かれていた。伊藤氏は、イトマン事件で逮捕され、実刑判決確定。事件の主役のひとりだった。
開けて読むと、伊藤氏は、國重氏の住友銀行秘史についてどえりゃ怒っていた。
住友銀行秘史の本の存在を知り、一読しました。私は怒りに打ち震えました
とえらい怒っている。手紙を読み進めると、まったく國重氏とは面識もないという。
伊藤氏は、イトマン事件当時「天皇」と言われた磯田会長ら幹部しか知らんかったはず。
役員でもなかった、國重氏のことは全然「誰やねん」ってことで
まったく面識もない國重氏からここまで、悪人呼ばわり

されなければならないのか

と書いている。
そら、全然、知らんヤツに
<嘘から生まれてきた男>
<天性の詐欺師>
とか言われたら、誰でも腹立つわな。

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國重氏の本の「キモ」は「Letter」という告発文書や。多くのページで、
ワシの告発文書はすごいんやと、自画自賛している。
けど、伊藤氏は 
私から見ればまったく的外れです
として、納得できんところを具体的な「ブツ」をあげて反論している。

伊藤氏はイトマン事件の主役の一人やった。けど、住友銀行に何百億円も
預金していた、顧客でもあった。
國重氏はお客様をダシにして、本を書いて金儲けをしていることになる。
それも不確かな情報、メモが根拠。こちらに取材もありません。こんなこと、許されるのでしょうか?
著書の帯では「本物のバンカー」と絶賛されているが
それが本物のバンカーですか?
と反論されている。
そらぁ、了承もなくお客さんネタに本を書いて、カネもうけする、よほどの理由がないと
アカンわな。

もっと詳細は、明日、12月8日発売の週刊新潮に書いてます。
國重氏のなんでんねんって感じの主張も、ちゃんと出ています。
ご一読ください。
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あさって、金曜日には伊藤氏の手紙のより詳細なところを
配信予定です。
まいど! 週刊! 
今西憲之ジャーナル