まいど、いまにしです。

このブログでも何回も書いてきた、高速増殖炉、もんじゅのデタラメ。
こないだまで、ずっと、やりまっせと言い続けてきた政府
さすがにアカンと、ようやく、廃炉の方向性を打ち出した。
 
原発の新規制基準に適合させて再稼働させる場合、数千億円もの
予算がかかるという。
そんなもん、新しい規制基準が策定されたときに、試算してわかっているはず。
もんじゅは、維持するだけで年間、200億円もかかるという。
これで、廃炉となったら、その費用、これも何千億円もかかるはず。
ということは、もっと早く廃炉を打ち出せば、少なくとも維持費だけでも
削減できたはず。
早く、廃炉に手を付けていたら、イチエフの事故で廃炉が決まった他の原発の
参考にもなった。
それ以前に、もんじゅ自身が、実用化は無理な絵に描いた餅であることは
誰もわかっとる。

ワシは、もんじゅのことやっている、動燃、いまの日本原子力研究開発機構
について原子力ムラの陰謀 機密ファイルが暴く闇という著書に詳しい、書いた。
極秘ファイルを提供してくれたのは、動燃の幹部職員、西村成生さんの奥様。
「うちの主人、もんじゅが成功するなりしてなくなると、お役御免で、動燃はどうなるかそれを考えさせられていたそうです」
と生前、話していたそうよ。

ようするに、原発利権のためいちゃもんつけて、先延ばしにしてきたんや
ないのか。
究極の税金の無駄遣いやと思うんは、ワシだけやないはず。