まいど、いまにしです。
6月24日、参院選のさなか、神戸市のホテルで開催された、自民党の実力者、
総務会長、二階俊博氏の講演会、
「二階俊博自民党総務会長と語る会」。
だが、会場前では、参院選兵庫選挙区、公明党の伊藤たかえ氏と漆原幹事長が
来客を出迎える。
「二階さんが、恩ある公明党のためにと、開催した講演会だときいて参加した。
自民党の兵庫選挙区から出馬している、現職の末松信介氏は
『こなくていい、俺が仕切る会だから』とつまはじきされた
とも当日、聞きました」(参加者)
自民党による、公明党のための講演会。
来場者の多くが自民党の支持者で、二階氏が強いとされる、
ゼネコンや運送業界の関係者であるのは、受付の名刺を見ていればよくわかる。
会場に駆けつけていた一人が、林幹雄経産相だ。
この日、イギリスの国民投票でEU離脱という衝撃的な結果。
株価、為替が下落し、18時から安倍首相、麻生財務相らが参加して
関係閣僚会議が開催された。
マイクを握った、林氏は
「関係閣僚会議に出るように言われました。しかし、神戸の約束は
前々から来ている、公明党の高木副大臣に無理やりお願い
して、ここに来た」
と関係閣僚会議をすっぽかしてきたことを「自白」
二階氏も
「それでいいんだよ」
とお墨付きを与える始末。
イギリスの国民投票、EU離脱の問題は全世界に波及している、緊急を要するもの。
それと参院選、それも自民党による公明党の候補者の支援。
確かに、世論調査の数字は、大接戦。
(詳しい世論調査の数字は、メルマガ、まいど! 週刊! 今西憲之ジャーナル)
しかし、世界的な経済情勢の急激な変化と参院選。
どっちが大事なのか、大臣がこんなことでええんか、
日本は大丈夫なんかと思う日曜日。