まいど、いまにしです。


3月9日、大津地裁は関西電力高浜原発の3、4号機の
運転停止を求める仮処分申請を認める決定を下した。
運転中の原発を停止という、画期的な判決であった。

関西電力は、決定を不服として異議申し立て
決定の翌日、関西電力は運転を停止した。

関西電力の八木社長は大津地裁の判断について、異議申し立てが
認められた場合として、なんもきまっていながと言いつつ
「損害賠償の検討の対象になる」
と明言し、仮処分には
「極めて遺憾で到底承服できない」
と述べたという。
電気を安全に使いたい、安心した生活を送りたい、福島のようになりたくない
という思いで住民たちは、仮処分を申し立てた。
当然のことである。
大津地裁がある滋賀県の住民は、関西電力が電力を供給している
エリアだ。
関西電力の八木社長は「お客様」を訴えるというんや。
「決まってない」
ってないと言いつつ、これは申立人、住民への恫喝やないか?

だいたい、この会社は原発が稼働できんと、2回も電気代値上げしとる
原発が稼働できんこと、イチエフの事故で簡単に理解できること。
それを値上げか原発再稼働という単純なことで、回避しようとしている。
経営者たるもの、そういうリスクを考えて経営にあたる、これ当然やないのか?
ただ、八木社長が経営者としてボンクラって証明
やないのか?
こういう人物が社長でおれる、関西電力も大ボケってことやないのか?

そして、関西経済連合会の会長で関西電力の会長でもある森詳介氏
「一日も早く不当な決定を取り消していただかなければならない」
阪急電鉄会長で、副会長の角和夫氏は
「なぜ一地裁の裁判官によって、(原発を活用する)国のエネルギー政策に支障をきたすことが起こるのか」
と述べているそうだ。

福井県の西川知事は
「動いている原発が何度も止まったりする状況を繰り返すことは、
立地地域の不信や不安が危惧される。こうした状態は遺憾」
というてる。
原発に不安があるなら、止めといた方がええ。これが、当たり前やないのか?
和歌山県の仁坂知事も
「裁判官にすべてのことが分かるのか」
日本を代表する企業のトップ、県知事がこんなアホやとは情けない。
あんたがおった、経産省、所管やのに、原発のことわかってへん
いいなりやと国会事故調にボロクソ言われとるがな。
いったい、何を言うてんねん?

この人らは三権分立を知ってるんか?
もう一度、小学校から勉強した方がええんやないのかと
ツッコみたくなるんはワシだけやないと思う、日曜日の朝。