まいど、いまにしです。

「マスコミ懲らしめろ」
などと、暴言が続く自民党。 
今年2月、衆院本会議で「テロ政党」
とヤジを飛ばして、
共産党に謝罪したのは、山田賢司衆院議員。
山田氏は、衆院兵庫7区選出、当選2回。
今度は、身内の元秘書からかみつかれた。
それも、刑事告訴・告発だ。
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告訴・告発に踏み切ったのは、山田氏の元公設秘書、野田哲範氏だ。
私の手元に、野田氏の7月8日付となっている、告訴・告発状がある。
趣旨は、野田氏が公設第1秘書だった時に、給料を事務所に還流させるように
強要した、強要罪
そして、野田氏自らの罪を自白する、政治資金規正法違反。

2013年2月、山田氏の公設第1秘書が痴漢容疑で逮捕。
その後、野田氏が公設第1秘書となった。その際、山田氏は移動中の車の中で
当時は公設第2秘書だった野田氏に
「公設第1秘書になるようにして。給料が第1と第2の差額のいくらかを事務所に戻すように」
と強要されたという。
「その頃、今年春に実施された統一地方選挙に出馬しようと思っていた。
いずれは事務所をやめるつもりでした。
議員と秘書の主従関係、上下関係から
第1秘書になることを断ることはできません。そうなれば、給与を戻さざるを得ない。
断って、中途半端な形でやめたとなれば、地元でウワサになり、
選挙には決定的にマイナスになるからです。
山田氏の求めを受け入れるしかなかった」
と野田氏は言う。

野田氏は、2013年から2014年に選挙出馬準備で公設第1秘書をやめるまで、
167万円あまりを秘書給与から、事務所に還流させた。
野田氏が還流させた資金の帳簿をつけていた。そこには、
<為公会チケット購入 30万円>
<平成26年度保護司会会費 2万円>
<平成26年度 真光会費 4500円>
などと記されていた。
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野田氏は言う。
「還流させた秘書給与は、政治資金として記載していません。闇のカネです。
政治資金から支出がしづらいようなところの支払いにあてました」

今週発売の週刊現代でも、野田氏のインタビューが出ている。
その記事で山田氏は
<強要はしていない>
<秘書が自ら寄付した>
と説明しているという。

野田氏は言う。
山田氏のテロ政党発言、地元では驚くものじゃない。
地元をまわっていて、
『こんなところに、国会議員が来てやった。うれしいでしょう』
と平気でいう人です。
国会議員になってはいけない人物だと思い、自らも罰せられることを
覚悟で告発しました」

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