まいど、いまにしです。

2年前に、山口県周南市の山深い集落で、1日のうちに
5人が殺害され、2軒の家に放火という凄惨な事件があった。


「平成の八つ墓村事件」とも呼ばれた、連続殺人放火事件。
犯人として逮捕された、保見光成被告の裁判員裁判が、いま
山口地裁で開かれている。

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保見被告は、事件当時、心神喪失もしくは心神耗弱で無罪を主張。
「被害者の足は殴った。頭は殴っていない」
「無実だと思います」

と述べた。
検察側は、責任能力ありと、厳しい求刑するような、立証を展開している。

保見被告は、事件直後から、山中へ逃走。
山口県警の捜査で、数日して発見された。
検察側は、二つのブツを出してきた。山中で発見されたという、
ICレコーダー茶色の封筒だ。
ICレコーダーは、法廷で再生され
「ごめんね、ごめんね」
と保見被告のものとされる、音声が残っていた。
そして、茶色の封筒は法廷で映し出され、
「犬をたのみます。
人間をおそれます。
222727
山本きょうこ様
せいけ様」

そう記されていた。
犬というのは、保見被告の飼い犬のこと。
222727というのは、KRY山口放送の電話番号、
山本きょうこ、せいけというのは、KRY山口放送の朝のラジオ番組
パーソナリティをつとめる女子アナ
山本恭子さんと清家律子さんだという。

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(右端が清家アナ、その左が山本アナ KRYのホームページから)

検察側は、茶色の封筒の内容は遺書だとして、折り合いの悪い住民を殺害、
自らも自殺しようとしていたと、犯行に及んだと訴えた。

なぜ、二人の女子アナに遺書を宛てたのか、今の段階では不明だ。

法廷では、保見被告とさまざまなトラブルがあったと、集落の住民が
証言している。トラブルの多くが、犬がらみ。
弁護士も、保見被告の人柄を語る際、
犬が好き
と法廷で述べるほど、犬好きで、
生活の多くを犬と費やしていたと見られる、保見被告、
検察側が法廷で、犬について触れると涙していた。
保見被告が山中に逃走中、自宅の愛犬は保護された。
しかし、保見被告が発見、逮捕された直後、亡くなった。

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法廷の保見被告。弁護士と談笑したり、不敵な笑みを浮かべたかと
思えば、ICレコーダーが再生されると、涙を流す。
写真は、天に召された、愛犬オリーブだ。いま、どんな思いで
法廷の保見被告を見つめているのだろうか?
判決は、7月28日に予定されている。