昨日、ラジオフォーラムのイベントがあって、打ち上げで
小出先生やスタッフ、お手伝いをいただいた方々といっぱい
やっていると、いくつも電話が入ってきた。
報道ステーションで、元経産官僚の古賀茂明さんが、
最後の出演ということで、官邸はアカン、テレビ朝日もアカンと
生放送の中で、やったとのこと。

古賀さんの発言、確認してみた。冒頭、いきなり
「今日が最後ということで、テレビ朝日の早河会長とか
古舘プロダクションの佐藤会長のご意向ということで
私は今日が最後なんですけど、これまで非常に多くの方から激励を受けまして、
一方で菅官房長官はじめ官邸のみなさんにはものすごいバッシングを受けてきましたけれども、
それを上回るみなさんの応援のおかげで非常に楽しくやらせていただいたということで、
お礼を申し上げたいと思います」
と降板の理由が、官邸から圧力があったことやないかとも明かした。
そして、
「なにか言ったことについて裏でいろいろ圧力をかけたり、
官邸から電話をかけてなんだかんだと言ったりとか、
そういうことはやめていただきたい」
「官邸の方からまたいろんな批判が来るかもしれませんけれども、
あんまり陰で言わないでほしい」

古賀さんの言うことは、もっともなこと。
官邸が放送法を盾にして、テレビ朝日に文句言うとるって
聞いたこともある。
そんなもん、表現の自由、報道の自由を侵すもんや、
憲法違反
テレビ朝日のヤツからは
「上の方がえらい剣幕で、古賀さんとやりあっている」
「もう、たいへんですわ」
と連絡があった。
古賀さんと古舘キャスターのやりとりを見ていて、
ふと、去年亡くなった岩路記者のことを思い出した。
「報道ステーションには、原発をやれという側とアカンという側がある。アカンという側の人、官邸にTEPCOにゴマすって、原発独占取材をもくろんでいる。原発批判の報道すると、真剣に
『何をやってるねん。官邸に怒られる、
TEPCOから文句言われたら、
どうするねん
と何度も叱責された。
ホンマ、あほらしい、やってられん」
そんな状況も自殺と何か関係があったんかなと、つい、思ってしまう。
NHKに代表されるように官邸に右にならえばっか。

けど、報道ステーションは、原発報道をはじめがんばってる。
古賀さんが出なくとも、 なんとか、踏み止まって欲しい。

3月いっぱいで定年となる小出先生。
京都大学原子炉実験所助教という立場では、
最後のラジオフォーラムやった。
「原発は差別を生む、人間関係をずたずたにする、みんなを不幸にする」
まさに、その通り、ホンマ、ええ話をしてくださった。
古賀さんは言う
I’ NOT ABE
ワシは、こないいきたいわ。
I AM KOIDE 
WE ARE KOIDE