まいど、いまにしです。

関西電力の高浜原発の安全対策に、原子力規制員会が「合格」として
今年秋にも、再稼働される見通しとなった。鹿児島県の川内原発に続いての
「お墨付き」である。

けさ、ニュースを聞いていると、アナウンサーが
「安全と認められた」
と述べている。
だが、原子力規制員会の田中委員長は
「基準に合格しただけで、
安全であるとは言っていない」
という趣旨の話をしている。

ようするに、安全かどうかわからん、それは関係ないと言うてる。
それをメディアが「安全」と宣伝してええんやろうか?
もともと、原発はずっと「安全」とされてきた。
原子力ムラは、「プルトニウムを飲んでも大丈夫」って宣伝していたほどや。
それが、イチエフの事故で、デタラメであることがわかった。
安全なら、すべての原発が止まることなんてなかったはず。

再稼働を目指す、高浜原発3、4号機は1985年から運転をはじめている。
ちょうど30年。その昔、原発の寿命は30年とされていた。
だが、関西電力はボンクラで、原発再稼働を前提に経営を考えているから、
こんなボロイ、原発を再稼働させようとしている。
おまけに、事故に備えた周辺地域の対策はどない見ても十分やない。
そして、イチエフの事故もきちんと解明されず、いまだに住民は帰還できん。
せやのに、メディアも「安全」ってどういうこっちゃねん!

わからん、できんまま、再稼働。
こんなおかしな話、あれへんって!