まいど、いまにしです。

自民党、圧勝と大きく報じられる、今回の衆院選。
あちこち、取材に行っていると、
よう、そんなこと言うな
と思うような場面がある。

安倍首相の演説では
「株価が上がり好景気。とめてはいけない」
と力を込めて言う。
けど、動員された人を除けば聴衆は、その輪から離れてゆく。
好景気と感じている人、わずか。
株価あがるも、恩恵にあずかれる人もわずか。
生活ようならへん、ますます厳しいと感じるひと、山盛り。
これが現実。
「実態はずっと、止まったままやろう」
とツッコみたくなった。
 
野田元首相の演説を聞いていると
「議員定数の削減と約束。しかし、安倍首相は約束を守らない」
と叫んでいる。
だが、野田前首相の話に聞き入る人、わずか。
イチエフを「収束した」とウソついた野田前首相。
あんた、そんなこと言えるんか?
自分が何を言うたんか、わすれたらアカンで。

徹底した改革をやって、景気アップ、そして、消費税が上がり、安心した暮らしを。

そない訴えたんは、自民党の前職候補。
どこに徹底した、改革? 自民党は2年前の選挙で圧勝。
なんぼでも、数の力で徹底した改革できるのに、やらへんがな。
秘密保護法や集団的自衛権とかにまい進。
国民のほとんどは、景気ようして、生活を楽にしてほしいねん。 
やらへんねんから、そないなこと言うなよ。

東海地方の野党の候補者。
自民党の政治資金、ボロくそに言うてる。
けど、あんたの政治資金、でたらめやん。
調べたら、倒産した会社から、カネもらってるがな。
倒産に協力してるんか?

選挙になると、みんな、
「よう、そんなことばっかり」
とあきれるほど、都合のいい勝手なことばっかり言うとる。
税金で食って、結局は、国民のためになんもなってへん政治。
暮れの忙しい中の選挙戦、盛り上がらんのは、そんなところに理由が
あるんやないかなぁ~と思うわ。