まいど、いまにしです。

今週火曜日発売の週刊朝日で、エレベーターのシェア、世界第2位と言われる
シンドラーエレベーターのとんでもない、惨状を書きました。
 
シンドラー表紙

シンドラー社は、2006年に東京都港区で死亡事故を起こした。
2012年10月にも、石川県金沢市でまた死亡事故。
いずれも、戸が開いたままエレベーターが動き出す、
戸開走行
よるもんや。
「殺人エレベーター」
という見出しが、マスコミで踊ったこともあるがな。

その社員が内部告発したのを私は書いた。
わかりやすう、まとめると問題点は、2つやな。
2度の死亡事故は、国交省の事故調査委員会などでは、おおよその
事故原因はわかってとる。
だが「これだ」というまでは、調査に税金を使っていながら、情けないことに
判明していない。
だが、告発社員によれば、シンドラー社の中では
「まあ、ほぼ事故原因は特定されています」
「原因がわかっているから、事故と同じ症状を再現できるらしいって言われています。
社内では、多くの人が知っていることです」 
2度の死亡事故、W250と呼ばれるタイプのエレベーターだった。
国交省もこのタイプのエレベーターには、厳しく指導してきた。
だが、週刊朝日でも書いたように、東京都小平市のエレベーターでは、
まったく違うタイプで戸開走行が起こった。
「エレベーターの制御のところで、問題があったのが
この事故の原因。これも、再現できるそうですわ」

だが、シンドラー社では、
「はっきり言って、根本的な対策をとらないといけない。
けど、コストばかりに目がいき、小手先だけの対策しか
とられないので、トラブルが続く。ゆえに毎日、メンテナンス担当者は
トラブル山盛りで、その対応に必死。
再現できるけど、国交省などには内緒にしたままだと聞いている」

私は社員のトラブル報告の、パソコン画面を見せてもらったが、トラブル山盛り。とりわけ目立つのは、役所関係のエレベーターのトラブル。
今年5月2日には、霞が関の合同庁舎、埼玉県警の某警察庁舎、
5月7日には、大阪市営地下鉄のA駅、都営地下鉄のD駅、
5月8日には広島県の公務員住宅、東京都内のY駅、
5月9日には、関西にある郵便局、5月12日にはつくばエクスプレスの駅、
東北地方にある小学校のトラブルが報告されている。
中には
「人が閉じ込められた」
「カゴが落下」
「戸開停止」
と深刻そうなものんもある。
実際、関東のある裁判所では、あまりのトラブルにエレベーターを別のメーカーに
取り換えたらしい。
裁判所は税金や。
つかわんでええ、税金、使ったことにならへんか?

「もうトラブル、当たり前なんで、よほどでないと動かない。
感覚がマヒしてますわ」

そして、告発した社員は、こう続けた。
「また、殺人エレベーターと言われるような事故があるかもしれないと
ひやひやです。会社が今、熱心にやっているのは
週刊朝日に本当のことしゃべった社員、犯人探しです」
「国交省は原因を追究できない。今、06年の事故の刑事事件の裁判をやっていますが、
検察もどこ見ているのかと思うような内容ですから」

もっと詳しいには、週刊朝日を一読くださいな。
そして、メルマガもおもろいので、たのみます<m(__)m>
まいど! 週刊! 今西憲之ジャーナル