まいど、いまにしです。

STAP細胞問題で、小保方晴子氏の実験ノートの存在がクローズアップされた。

実験ノートは、日々、研究内容をメモ。必要に応じて、写真、データなども添付。
小保方氏が3年間で使用した、実験ノートが2冊は少ないのでと、論議を呼んだわな。

実験ノートの問題は、iPS細胞でノーベル賞とった山中伸弥教授にまで
飛び火。
山中教授は、写真の切り貼り、デタラメ?って指摘され
実験ノートを積み上げて、
「まったく、そんなことはあらへん」
と堂々と記者会見。
さすがのもんよな。
それも、これも、実験ノートがきちんとあって、検証できたからやわ。

事件捜査で、警察や検察では供述調書の作成のために、取り調べメモをとる。
実験ノートと取り調べメモ、よく似た位置づけのような気がするねん。

だが、これまで山盛り問題になったが、取り調べメモが廃棄されているケースがようある。
厚労省の村木厚子さんが逮捕された、インチキ郵便事件で、
大阪地検特捜部で取り調べにかかわった、林谷浩二検事(当時・現在は広島弁護士会)  は
「必要ないので、自分の判断で廃棄した」
と堂々と言っていた。
「メモを残すか残さないか自分で判断します」
と言いながら、
「公開、開示の対象? メモが残っていれば、そうですね」
と証言。

また、もう一人、取り調べを担当した、ロン毛國井こと、國井弘樹検事
「メモはシュレッダーにかけた」
「問題はない」

取り調べメモは、廃棄せず引き継ぐなどするようにと
最高検が通達を出していた。
それに反していながら、この証言。

実験ノートの問題を見ていると、検察の取り調べメモと似た感がする。
きちんと保存して、
「ほら、これで確認できた」
と胸を張る、山中教授。
一方では、検察は税金で捜査無罪判決が出るデタラメをやっていながら
「捨てた」
と抗弁。通達に反していながら、
「何が悪いねん」
と言わんばかり。

どうせ、見られると都合悪いから、廃棄してるんやないか?
姑息なデタラメ検察は、山中教授を見習わんかいって思うのは、ワシだけやないはず。