まいど、いまにしです。

昨日、原発被災者の方から連絡があった。
これもでも、TEPCOとの賠償交渉で相談に乗ってきた方やった。
最近、原子力損害賠償紛争解決センターの尽力もあってなのか、
かなり話が進展してきたという。
しかし、それを満足しているわけではないという。

「正直、もう疲れてきたんですよ。
TEPCOは担当者が変わればいいし、交渉が長くなっても
彼らは給料をもらえ、身分を保証されている。
こちらは、今日、仕事を休むと日給が削られる。
なら、早めにもらうものもらってと思ったのです」
とその人、言うとった。
しゃ~ないよな。
その気持ち、わかるわ。


そんな話をしていると、TEPCOは
「なら、和解の方向に進むと」
そんな言葉を口にした。
和解というのは、被害者が前提になってのこと。
原発事故、TEPCOは加害者
国から税金も投入され、原子力損害賠償紛争解決センターも
文科省傘下。これも税金や。
法的なのは別にして、TEPCOが犯罪者であるのは、間違いない。
犯罪者側が和解とは、どういうことやねん。

その人、その言葉にムッときて、和解はやめて、もっと交渉する
との決断をやったという。

事故直後だけは、しおらしかったTEPCO。
だが、最近は増長するばかりやという。
「TEPCO、爆発した時は、土下座せんばかりに、よろしくお願いしますと
作業員を送り出していた。それが今は、昔に戻って、文句を
言うものなら『他にも作業員はいるよ』と。
ほんま、腹が立つ」(作業員)

TEPCOの記者会見でも、ほとんど情報を出さないそうで
おしどりマコ(ケンやないで)によれば
「質問は、その日に出す資料のことだけしか受け付けないとか、
勝手に制限をかえて、めちゃめちゃです。
とにかく早く会見を終わらせようと必死です」

犯罪者のTEPCO、思い上がるのもええ加減にせよ!