まいど、いまにしです。
 
7月に指定暴力団、山口組が機関紙、山口組新報
創刊したことは、このブログでも書きましてん。 

その第2号が、発行された。

山口組新報


今回も、トップページには、山口組の綱領と今年の指針
<上善水の如し>
の文字が並ぶ。

特筆なのは、山口組の生き字引と言われる、岸本才三元総本部長、現最高顧問が
<三十三回忌に思いを寄せて>
と三代目田岡組長への、思いを執筆している。

田岡組長が1978年に京都で銃撃された時は
<自身が銃撃されたにも拘らず、社会(堅気)への影響を
考慮され、早期解決を望まれ、前代未聞の本家での記者会見を
行わせる等、奇想天外の発想の持ち主>
と回顧している。

山口組新報創刊号に触れ、山口組6代目、司忍組長の言葉について

 
<司親分の巻頭言こそが、まさに田岡親分の考え其のもの>


そして、山口組をとりまく環境が年々、厳しくなっていることに触れて
<苛烈なら山口組に対する国家権力の傍若無人とも言えるべき法の濫用は、
史上類を見ないもの>
と批判。

2ページ、3ページ目では、田岡組長の33回忌法要の様子と
2代目、山口登組長の命日法要を詳細にリポート。
4ページ目には、山口組の元顧問弁護士、山之内幸夫弁護士
<山口組新報に寄せて>
と寄稿。
山之内弁護士が執筆し、ベストセラーになった、小説、悲しきヒットマンと
実話の事件を交えて、思い出を語っている。

6ページ目には、
<伊勢神宮、出雲大社の平成の大遷宮>
という読み物を菱田達之愛桜会会長が書いている。

7ページ目には、創刊号と同様に、俳句や短歌、川柳のコーナー。
外遊に 無駄金使うな 自公民
と藤井政次藤政会会長。
俳句で、
軒下に明日を夢見てつるし柿
と詠んだのは、岸本最高顧問の後を継いだ
清水武組長。

そして最後のページ<雑記帳>には、東京五輪開催を祝うコラム。
<日本という国を信頼してくれている証が今回の
東京開催の決定だったのではないでしょうか>
そう締めくくっている。