まいど、いまにしです。

角田美代子元被告(自殺)を中心として、
10人前後の人が殺害されたり、行方不明になっている尼崎事件
その端緒となった、2011年11月に大江和子さんが遺体となって
発見された、死体遺棄、傷害致死事件の審理が神戸地裁で続いている。

大江さんの娘婿だった、川村博之被告
阪神電鉄に勤務していたが、ベビーカーが
ドアに挟まれたなどと、因縁をつけられて、 美代子元被告と
かかわるようになり、巻き込まれてしまった。

「美代子元被告は、スウェーデンのベビーカーやといって、
18万円弁償しろという。けど、会社は3万円まで。壊れた
というベビーカーを見せてといってもダメ。確認できない。最後は
上司が美代子元被告の前で土下座したが、許しをこうたがダメ。
2人の上司は、ポケットマネーで18万円を払った」
「会社が、もっとちゃんとしてくれたらよかった」
と川村被告はそう述べた。

その後、美代子元被告に会社を辞めさせられ、離婚に追い詰められた
川村被告。2011年1月、美代子元被告の怒りを買うことがあった。
美代子元被告の「暴力装置」である、李正則被告(殺人罪などで起訴)から
「マンションから突き落とされそうになり、助けて下さいと
命乞いした。本当に死ぬかと思った」

と述べた。

そして、自宅前の公園で立つように命じられる。
極寒の1月、着の身着のまま、5日間も、飲まず食わずで
立っていたという川村被告。
「寒くて、走ったり、動いたりしてまぎらわせた。
水も飲めないので、喉がカラらかで、ツバも出なくなった」
「見張りはなかったので、時より自動販売機をみつけると
100円玉がないか探したりした」

う~ん、なんで、警察に駆け込まなかったのか?
その理由を、とにかく、
「怖かった」
を連発する、川村被告。
暴行を受け、殺されかけている。
それで十分に犯罪やろうが。

その兄も、美代子元被告から恫喝されたが、
自らは警察に行かず、上司から言われてはじめて、
行ったそうだ。しかし、捜査には動かなかった。

今の、警察に多くを期待するのは無理なのは、常識だ。
だが、兄弟そろって、
「怖い、怖い」
という証人調べには
「なんでやねん」
と思わざるを得なかった。