まいど、いまにしです。

こないだ、佐藤真言さんの著書、
『粉飾~特捜に狙われた元銀行員の告白』
について、こないな、ブログを書いた。
http://www.imanishinoriyuki.jp/archives/27263123.html

検察のインチキ捜査で実刑判決を受け、上告中の
佐藤さん。


元東京地検特捜部長、名古屋高検検事長などを
歴任した、宗像紀夫氏に弁護を頼んだら、
なけなしのお金をぼったくられたんやないのかって話やった。

本によれば、宗像氏は
1 一審で実刑判決なら保釈金の追加が必要かも
2 500万円くらい、用意を
3 佐藤さんはお母さんの保険金を解約して、500万円をつくる
4 実刑判決で、追加で必要だったのは200万円
5 500万円-200万円=300万円 が戻ってくると佐藤さん
6 宗像氏は「えらい先生に控訴審でいろいろ書いてもらわないかんかも」
7 300万円は返してもらえず、宗像氏の手元に

そんな流れやった。

昨日、佐藤さんを支援している郷原弁護士と電話で話したら、
「控訴審の控訴趣意書などいろいろ裁判資料を見た。
ペラペラで300万円の価値あらへん」
って、えらい怒ってたがな。
要するに、300万円分の仕事してへんねん。

やりまっせ、やりまっせと言いながら、300万円をゲット。
こういうのを
やるやる詐欺っていうねん。

TEPCOも原発事故で、ちゃんとやるといいつつ、全然やらへん。
不祥事があるたびに、頭下げて「再発防止」といいつつ、すぐに不祥事の警察。
これも、やるやる詐欺や。

郷原弁護士の経験では、検事長というのは「地方の殿様」らしい。
「朝、公用車で官舎から検察庁へ通勤する。たった数分の距離で
いつも信号にひっかかる。それが、腹立つと警察に文句言って、
信号の表示をかえさせた検事長、誰とは言いませんが、います」

こういう「殿様」を経験すると、300万円の大事さがわからへんのかな?
実るほど頭を垂れる稲穂かな
という言葉を思う、朝でんがな。