まいど、いまにしです。

明日、3月5日発売の週刊朝日で連載をはじめました。

核心スクープ!!
独占入手
「機密ファイルが暴く 原子力ムラの闇」 




動燃連載1
福井県敦賀市の高速増殖炉、もんじゅ。
そのナトリウム漏れ事故を巡って、動燃は事故現場の
ビデオを組織ぐるみで隠ぺい。
大きな非難を浴びた。
その時、一人の幹部がこの世を去った。
動燃の総務部次長、西村成生さんやった。
ビデオ隠しが問題となり、動燃は「ウソつき」呼ばわりされ
連日のように「言い訳会見」を繰り返しとったがな。


次長という、幹部のなかでは下の立場にいながら
対応を迫られたのが西村さん。
1996年1月13日朝、西村さんは東京都内のホテルの
非常階段横で変死体となってみつかった。
警察は自殺と断定。
だが、不審点も多く、西村さんの遺族は今も、
納得していない。

西村さんは、動燃で事務畑を歩んだ。
もんじゅ、あかつき丸の輸送など国策の研究機関、
動燃の大きな仕事にかかわってきた。
その舞台裏を西村さんは、赤裸々にメモしとったんや。

福島第1原発が爆発。原子力ムラが注目を浴びた。
その闇はあちこちで語られた。しかし、それ以上のものは
あらへん。
いわば
「都市伝説」
のようなところもあったんや。

けど、西村さんの遺した資料の数々は、原子力ムラが
何を「工作」してきたのか、
闇をあぶりだす「物証」なのだ。


「都市伝説」やなかったんや。


このままでは、無念の死をとげた西村さんは、
安らかに眠れへんはずや。
西村さんの遺族が動燃などを刑事、民事訴訟したのを
担当したのは、昨年、亡くなった日隅一雄さんやった。
膨大な西村さんの遺した資料。
原子力ムラの縮図や。

ぜひ、ご一読を!