400年の歴史を誇る、徳島市の阿波踊り。
このブログでも書いたように、今年は総踊りを中止する方針を
すでに、既報しているが、徳島市観光協会を支援した、阿波おどり振興協会
への「嫌がらせ」と次期「選挙対策」で遠藤市長も、徳島新聞と同様に、
「遠藤市長が、徹底的に阿波おどり振興協会を干すのは、次の選挙に照準を見据えているから。振興協会ともう一つ、徳島県阿波おどり協会という2つの連を束ねる、協会がある。県協会は徳島新聞に事務所があり、手の内に入っている。振興協会をいじめることで、内部分裂を起こさせ県協会に一本化することを、狙っている。阿波踊りの連の結束は固く、選挙でも、大きな威力を発揮する。徳島新聞の傘下に入れば、もう、好き勝手に動かせる。選挙に勝ったも同然」(徳島市役所の関係者)
そして、阿波踊りの「私物化」に参戦しているのは、阿波踊りでぼろ儲けの
徳島新聞、結託する遠藤市長と「盟友」とも言われている、徳島1区の
後藤田正純衆院議員だ。
後藤田氏は自身のfacebookに、阿波踊りをめちゃくちゃにしている遠藤市長に
対して「改革だ」と絶賛しているのだ。
「後藤田氏は、昨年の阿波踊りで後援者のいる、繫華街、秋田町に桟敷席をもってこようと、遠藤市長と徳島新聞、警察にまで話を通して実現寸前だった。最後に徳島市観光協会がOKを出せば、実現するところまでこぎつけた。しかし、観光協会は寝耳に水で、警備上の問題から、了解しなかった。それを根にもっているんじゃろな」(前出・徳島市役所の関係者)
今年は新設されることになり「秋田町おどりロード」とネーミングされた。
これも、後藤田氏の選挙のためか? まさに
阿波踊りの「私物化」だ。
阿波踊りの「私物化」だ。
SNSなどの書き込みでは、後藤田氏と同様に、遠藤市長がトップになっている
徳島市阿波おどり実行委員会を、評価するようなものもある。
だが、もともと阿波踊りの赤字のために改革しようとしていたのは、
遠藤市長が潰した、徳島市観光協会だ。徳島新聞がぼろ儲けしていたものを、
不要な経費を減らして、昨年は約2500万円の黒字となった。
以前にもお伝えしたが、徳島新聞がグループ会社まで巻き込んでぼろ儲けしているのは
例えば、2014年の「阿波おどり部門別明細書」では費用支出に
<アラキ工芸 3716215>
とある。
アラキ工芸のところには
<有料・無料演舞場外サイン類及び小物類作成・設営/撤去・運搬費>
と書かれている。しかし、看板は毎年、基本、使いまわしで作成していない
とみられる。設置も別の業者がやっているとの指摘もある。
「詐欺」ではないのか?
そう声をあげているスポンサーもいる。
ちなみに、徳島新聞社は主催者にもかかわらず、看板広告の手数料を15%もとる。
<徳島新聞 演舞場勤務者日当 600000>
というのは、阿波踊りの期間中、徳島新聞は社員にアルバイトさせ
その日当を出させている。仕事は、ボランティアと同じような内容。
おまけに、昼食の弁当代や帰宅用のタクシー代も請求している。
<吉本昌史他 221260>
とあるのは、徳島市役所の職員を阿波踊りの期間中、
兼業OKにしてアルバイトさせて儲けさせる。
兼業OKにしてアルバイトさせて儲けさせる。
だが、実際には大量の警備員を雇っており、徳島市役所職員のアルバイトは不要だという。
こんな実情を問題視して、削ろうと努力してきたのが、遠藤市長の手で解散に
追いやられた、徳島市観光協会。後藤田氏がいくら「改革」と叫んでも、
逆方向に「改革」が進み、徳島新聞はぼろ儲け、遠藤市長と後藤田氏は選挙で
今年は、7月末にもかかわらず、まだ半分ほどしかチケットは売れておらず
「いわば徳島市が主催者です。赤字だからと、観光協会をつぶしたのに、赤字になったら遠藤市長はどうするのか?
おそらくトクシンにチケットを押し付け、売れた形にするのでしょう。
けど、桟敷席はガラガラになるので、すぐばれるでしょうね。
チケットが売れないのは、総踊り中止にプラス、徳島新聞のぼろ儲けが、週刊現代などの報道で広まってしまい、
『徳島新聞にぼろ儲けさせるなら、行くのはやめよう』
という負のイメージが広がっているため」(前出・徳島市役所の関係者)
徳島新聞、遠藤市長、後藤田氏の「悪のトライアングル」が
阿波踊りを破滅に追いやるのか?
阿波踊りを破滅に追いやるのか?