まいど、いまにしです。

大阪府警の機動隊員が沖縄県の米軍北部訓練場
ヘリパッド移設工事現場で、反対すす人々に「土人」「シナ人」と差別的な暴言を吐いた。

菅官房長官まで頭を下げるほどの大きな問題となっている。
許しがたい発言だが、長く大阪府警を見ていると、
これ以外にも、どないもこないもならん「暴言」は山盛りやわ。

ワシが目の前で見た、 とんでもない発言がいくつもある。その一例を紹介する。
何年か前の大阪地裁の刑事事件の法廷。まいどのことながら、
勤務時間とみられるのに、大阪府警から何人も刑事が法廷に
やってきていた。
この日は、判決公判。女性の被告人に裁判長は、求刑よりも比較的、低い判決を
言い渡した。また一部は無罪として、大阪府警のめちゃめちゃな捜査は
あきまへんでと、告げた。
そんな宣告のなか、突然、携帯電話が鳴り響く。
大阪府警の刑事のものだ。

裁判長はムッとした表情。あわてて、電源を切る、刑事。
だが、よほど判決が気に入らないのか、傍聴席から
「この裁判長、なんやねん」
「どこみとんじゃ、ワシが必死で捜査したんやぞ」
と何度もつぶやく。

そして判決が終わると
「何が裁判長や、このボケが」
と傍聴席から、周囲に聞こえるように言い放つ。
裁判所の職員も、聞こえたようで、ムッとした表情
(後日、この職員を裁判所のエレベーターで一緒になった時、
『先日の傍聴席、ひどいですね』と声をかけたら『大阪府警はどんな教育をしているのか、
警察がよくもあんなことを…』と絶句していた)
だが、この刑事、まだ収まらないのか、法廷を出ると
「あの裁判長は…」
とてもここには書けない、差別用語のオンパレード。
一緒になって、別の刑事も同じように裁判長に罵詈雑言を浴びせる。
これが、公務員でもある警察がいう言葉なのか。ヤクザでもここまでひどくは言わん。
まさに、国営暴力団ぶりを痛感したわ。

今回の発言で、大阪府の松井知事
<ネットでの映像を見ましたが、表現が不適切だとしても、大阪府警の警官が
一生懸命命令に従い職務を遂行していたのがわかりました。出張ご苦労様>
と擁護するような、ツィートしたことで、批判を浴びている。
「相手もむちゃくちゃ、言っている」
と説明し、理解を示すような発言をしている。
松井知事は大阪府知事として、大阪府警をダイレクトではないが、指揮監督する
立場である。予算も握っている。
相手から文句を言われたから、好き放題、言い返していいとうことなのか。
それは、子供のケンカである。
大阪府警の機動隊員の発言、ヘイトスピーチをも思わせるもの、そんなんわからんのかな?

大阪府警、松井知事、ほんまどないもこないも、あきれるばかりと
思うのは、ワシだけやないはず。