昨日、お届けした、福島県田村市都路のデタラメ除染
現場の捜索。

福島県警の捜索は日没後まで続き、すさまじい分量のガラクタが地中から掘り出された。
発覚から2年近くして、ようやく福島県警の
本格的な掘り出しがはじまったのが、午後3時ごろ。
掘り始めるとすぐに、大量のガラクタが出てきた。
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ビニール、電線、タイヤ、布、ビールケースなどなど
ガラクタが大量に積み上げられる。
昨年春、民家の人が自分で掘り出した量の
3倍、5倍、どんどんでてくる。置き場は山盛り
になり、ついには、置き場がなくなり、ユンボで整地を
はじめなければ、作業ができない。
そして、穴を2mくらいまで掘ってゆくと
「危ない、止めて」
と福島県警の現場の責任者から声があがる。
なんと、1m以上もあるLPガスの鉄製ボンベ
出てきた。
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これまで、福島県警や田村市役所は、民家の人が自分で
震災前、かなり昔に埋めたという勝手なことを言っていた。
だが、この日の状況、誰がみても、人為的でここ最近、数年前に埋められた
のは明らか。捜索にかかわっていた人もそう話していた。
昨日も書いたように、昨年亡くなった、報道ステーションの岩路記者
最後に報じたのが、このデタラメ除染だった。

彼は、現場で暴行を受け、ケガをしながらも、取材を
続けた。きっと、昨日の捜索を天国から見ていたはず。
そして、こない言うとるんやなかな。
「オレの言った通り、デタラメだろう」
あんたの勝ちやわ。

合掌m(_ _)m