まいど、いまにしです。

今朝の朝日新聞で、ドイツのジャーナリストが、日本に特派員として
いたとき、書いた記事について、

「外務省が攻撃してきた」
と訴えているという記事が掲載されている。
だいたいの内容は、ドイツの新聞フランクフルター・アルゲマイネのカルステン・ゲミル記者が、
<「安倍政権が歴史の修正を試み、韓国との関係を悪化させているうちに、
中韓が接近して日本は孤立化する」という内容の記事だった>
という記事を書いた。

すると、記事を掲載した、 ゲミル記者の在籍するドイツの新聞のえらいさんの
ところに、坂本秀之・在フランクフルト総領事が出向いて
「金が絡んでいるのではないか」
「中国寄りの記事だ。中国のビザが欲しいのか」
「中国は、記事を反日に使っている」
などといって、抗議したという。
坂本氏は、抗議とされるやりとりについて朝日新聞の記事では
<「金をもらっているというようなことは一言も言っていない。ビザも、
中国の言論統制の話の流れで話題に出たが、ゲルミス記者個人の
ビザの話は一切していない。(シュトゥルム氏が)思い込みで言っているとしか思えない」>
と述べ、否定している。
だいたい、総領事が新聞社に行くこと自体、圧力
テレビ朝日の報道ステーションで、古賀茂明氏が最後に言うべきことをいったら、
官邸はすぐに反応。
「番組が終わった後、反省会になった時に、官邸から連絡が入って
プロデューサーが対応していると聞いた」
と古賀さんは言うてる。

4月17日に自民党のおえらいとされるひと、NHKやテレビ朝日を
呼びつけ事情聴取。

番組の内容にごちゃごちゃ言うこと、これ報道の自由の侵害やんか。
菅官房長官や自民党は、すぐ放送法がなんやかんやというてる。
けど、報道の自由って、これ憲法の知る権利にかかわるもの。

権力がマスコミを呼びつける、訪ねてゆく、抗議する、
事情を聞く、放送、報道内容に個別にいちゃもんつける。
いくら事情を聞いただけっていうても、あきまへん! 
それだけで、圧力
憲法に触れることになるねん。
それこそ、憲法がアカン、知る権利がアカンって言うてるんやかと
思いたくなるんは、ワシだけやないはず。