まいど、いまにしです。

先だって、２００１年に雪印食品の偽装牛肉を内部告発した、西宮冷蔵が
倒産の危機にあることを、こないだブログで書いた。

「冷蔵庫屋の命、電気代が払えず、関西電力から最後通牒を突き付けられている」

と水谷洋一社長は言うとった。



今日、西宮冷蔵に足を運ぶと、

「滞納しているのは、３か月の電気代。
ついに、この日が来ました。
今日の午後、突然、電気が止まりました。
真っ暗です。
関電から引導を渡されました」

と薄暗い事務所で待っていてくれた、水谷社長はそう言い
続けて
「経営危機を迎えるというのは社長の責任。私は、法に違反していること、
ダメなものはダメという性格。それで、アカンかったらしょうがない」






このように、商品がなくなった、カラの冷蔵庫は真っ暗や。

だが、いろいろ聞くと、多くの出入り業者が、頑張れ西宮冷蔵と
支払いを猶予しているという。
２００１年に危機を迎えた時も、関電はかなり、猶予してくれた。
「あの時は、営業所全体で支援してくれました。だが、月日がたつと
そうもいかず、営業所全体で集金にきてますわ。
ダメなら、止めるぞと。それでホンマにとまった。
冷蔵庫屋なんで、フォークリフトのリースもある。コマツからリースして
いたのですが、こっちも早々にカネ払え。
いっぽうで、払いはええでという業者もいます。ありがたいです。
そんなもんです」
と水谷社長。

このままいくと、そう遠くない日に倒産となる。
「全滅玉砕ですね。しゃあないです。
潰れても一緒にという社員もいて、感激です。
なんとか、安全を訴えていけるように、
頑張って、復活したい」
と水谷社長。




一日も早い、再建を祈りたいもんや。
今日、金曜日夜２１：３０から
地元、サンテレビのニュースポートで
西宮冷蔵の特集が組まれるそうや。
ぜひ、見てよ。そして、ご支援を！