まいど、いまにしです。

昨年夏に福島県田村市都路地区で実施された、除染作業。
民家の庭に放射能に汚染されている可能性がある、ガラクタを許可なく埋め
放置されている問題を書いた。

昨年12月に、家主の通報で、福島県警が田村市も立会いのもと、
捜査した。だが、福島県警はショベルカーで掘ることもなく、一方的に
「古い地層だ」
「埋められているのなら、家主が勝手に埋めた」

などと決めつけ、まったくの手つかずで放置されたままやがな。

その後、雪におおわれ、作業困難となっていた。
だが、ようやく雪が解け、4月23日、現場がショベルカーで庭を掘られた。
すると、私のもとに告発があった通り、ザクザクとガラクタが見つかったんや。
い


ショベルカーで掘り進めると、
「あれ、ガリガリと音がするな」
とオペレーターはいい、なかなか掘り進められない。
見つかったのは、何重にも重ねられたトタン板
少なくとも、数十枚はありそうやがな。
あ

その周囲を掘ると、タイヤ、ガラス片、ビニールなどが続々と出てくるがな。
そして、告発が寄せられた時に
「白い色の自転車まで埋めました」
と聞いていた。
午後3時過ぎ、その言葉通り、自転車も発見された。

家主は、田村市役所に連絡。
すると、福島県警と一緒に現場に駆け付けた。
ガラクタの山を前に、唖然とする福島県警と田村市の担当者

「とても、個人で埋められるものではない分量ですね」
と家主の弁護士が言うと、福島県警と田村市は
「確かにそうですが… 今はなんとも言えない」
「今日は確認に来ただけだ」
と相変わらずのごまかし、逃げの姿勢は変わらない。

この日は、民家の庭の地層もボウリング調査された。
すると、地上から130cmと90cmのところで、ゴミやビニールなどが
混入しているのがわかった。
「これは、明らかに最近、埋められた地層です。
土が非常にやわらかく、ボウリング調査で土中1mの土を採取したが、10cmほど短くなってしまった」
と担当者は説明する。

福島県警が「古い地層」と決めつけたのは、まったくデタラメだったのだ。
「いい加減にしろ、ふざけんなと言いたい。自転車やタイヤは使っていたもの。
人の所有物を税金でやっている除染で、盗まれる、捨てられるというのは許せない」
と家主は憤慨する。
だが、福島県警は即座に動こうとはしない。

う


ガラクタが埋められたのが、昨年7月。
昨年秋から、調査を求めているのに、いまだ放置されたまま。
おまけに、放射能に汚染されている可能性もあるのだ。
福島県警は、取材中のテレビ朝日記者に暴行を加え、けがを負わせた疑いまである。
こういう連中にかかると、国民の税金で行われている除染。デタラメのまま終わるかもしれん。
放射能で汚染された可能性のあるガラクタが、さらに地中でより放射能を
拡大させてしまうかもしれない。
福島県警と田村市これでも、ほったらかしにするんか?
あほんだら!