まいど、いまにしです。
最近になって、
朝日新聞が刑事事件の公判で、証人出廷する人と
検察側の打ち合わせ「証人テスト」について、熱心に報じてる。
昔から、やっている検察のインチキ。
なんで、いまごろ、報じるねんと思うたけど、やらんよりは、ずっとええ。
がんばれ!
がんばれ!
法廷での検察側の質問、たいてい打ち合わせされたもの。
証人が記憶に基づいて、ホンマのこと言うことはあんまりない。打ち合わせで、山盛り練習させられて、言うとるねん。
こんなん、ずっと、ずっと前から当然にようにやっとるインチキなんやねん。
厚労省の村木さんが逮捕され、インチキ郵便事件。
その共犯として逮捕された、倉沢邦夫さん。
ずっと、村木さんから証明書をもらってないというてるのに、
検察のむちゃな取り調べで、もらったという供述調書にサインしてしまった。
倉沢さん、裁判では、ホンマはもらってへんと言うつもりやった。
そこに立ちはだっか、証人テスト。
そこに立ちはだっか、証人テスト。
「供述調書を曲げないでほしいと証人テストで頼まれ、村木さんからもらったと別の裁判で証言してしまいました」
と倉沢さんは、法廷で頭を下げた。
村木さん同様、倉沢さんも後に無罪になった。
倉沢さんに、証人テストで「曲げないで」とウソの供述を求めたのは、
白井智之検事。
村木さんが、どう考えても無罪やのに、懲役1年6か月と論告求刑をやった、極悪もん。
それが、大阪地検では特捜部にまで在籍してるんや。
検察がいかに、ええ加減かようわかる。
かなり前やが、刑事事件で証言する人に相談を受けた。証人テストをやって
「検事さんから、紙を渡され、この順番で話してほしいといわれた。けど、それは事実とかなり違う。そう指摘すると『これでいいのです。こちらの筋書き通りなので、これでやってください』『他の証人も納得している』と言われた」
被告人が認めている事件。なんで、そこまでするねんと思ったわ。
その証人、ワシの「ホンマのこといいなはれ」のアドバイス通り
証人テストを無視してしゃべったら、アホな検事
「あの、打ち合わせしたでしょう」
と激怒して、口走る始末。
2月22日、新党大地の鈴木たかこ議員が衆議院法務委員会で
証人テストについて質問。鈴木議員のブログにも詳しい書いているが
「証人に記憶に基づいて証言する」「検察官が尋問事項どおりの内容、証言を求めることはない」
って、政府側は答弁。おまけに、
「適切にやっている」
と言うてる。
やってへんの、インチキ郵便事件でも明らか。
倉沢さんが「曲げないで」と証言したとき、検察はあんまり反論
してへんもん。
どう考えてもやってへんこと、やってるやんて、よう言うわな。