メルマガ第130号 無断転載引用複製禁止!
まいど、いまにしです。
先週、福島第1原発の29時間にもわたる、停電について書きました。TEPCOに危機感が欠け、まったくその体質が変わっていないことが改めて証明された。
そこで、私は福島第1原発潜入ルポで知り合った、心あるTEPCOの
幹部にインタビューした。
ー今回の停電は事故ではないのか?
「停電の時、もちろん本店と1Fの回線はつながっていた。
それを聞いていた部下によれば、あわてたのは最初だけで、
停電しちゃったようだとのんびりした感じだったという」
ーなぜ、そこまで危機感がないのか?
「これは所長だった吉田さんが話していたのですが、
毎日、1Fにいて爆発した建屋を目にしていると、感覚がおかしくなって、それが当たり前って感じになってくるのです。
常に危機感を持ってと言っているのですが。
うちの社員はみんな、
常に危機感を持ってと言っているのですが。
うちの社員はみんな、
基本、重要免震棟にいます。ここの一部のフロアだけは
除染が完璧にできていて、すぐにでも帰還できそうに
思えてしまうような、場所なのです。
来年には、大熊町に子供を連れて帰れるなと本気で
言っている連中がいるほど、快適で安全です」
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まいど! 週刊! 今西憲之ジャーナル