まいど、いまにしです。

昨日、午後、久しぶりに永田町をグルグルと。

ある議員さんと雑談中、こんな名刺があった。
陸山会事件で有罪判決を受け、現在、上告中の
石川知裕さんのものやった。


石川議員名刺a

衆議院議員という肩書の入った名刺が使えるのは、本会議で辞職が認められた昨日が最後。
「なんで、こないなことで辞めんとアカンのかな」
とある議員さんとしばらく、話し込む。
ほんまよな。

石川氏の裁判を見てたら、裁判所は最初から「有罪」って判決を決めたような訴訟指揮。石川氏の弁護団も、一審はぜんぜん、ちゃうほう向いて、裁判やっとる。
誰の方やとは、あえていわへんけど。
一審は、ほんまの弁護人、石川氏にはおらんかった。

昨年12月の衆院選で当選したけど、控訴審で有罪を
受けて、新党大地の鈴木宗男氏が
「将来のため、辞職を」
と言いはじめた。
先月、石川氏に聞いたら
「よう知らんかったところで、そんな話が出はじめた」

石川氏が辞職すれば、新党大地からは鈴木氏の
娘、貴子氏がが繰り上がり、衆院議員となる。
石川氏はなんか言いたそうやったけど、口にはぜんかった。
正直、今回の鈴木氏にはほんま、がっかり。
検察と今も勝負している、石川氏をほうりだすんやもんな。
将来のためなら、国会議員の身分で上告審を受け入れる
べきやったと思うわ。

石川氏と話したとき
「ほんま、認めてうまく立ち回ろうかと考えたことも
あった。けど、事実でないもの認める。水谷建設から
もらってもない5000万円も、もらったことになる。それは人間として、絶対にできまへん

というとった。
その通りやわ。
石川氏、もう大地では、政治やらへんような気がしたわ。

石川氏は有罪判決が確定すると、公民権停止になり、
何年か立候補できんことになる。
上告審の判決の時期によるが、5年間くらいはアカンやろうな。
落選したなら、踏ん切りもつくが、検察のインチキで
こないなってんねんからな。
石川氏の気持ちを察すると、ほんま、あほんだらって
検察に怒鳴り込みたいと気分やと思うわ。

今、39歳の石川氏。
まだまだ、若い。
いつの日か、永田町に帰ってくることを祈りたい!