まいど、いまにしです。

昨日、衆院で特定秘密保護法案が通過した。
本会議の前に、衆院国家安全保障特別委員会で審議され、
怒号が飛び交い、
「将来、禍根を残しますよ」
と最もな声を無視して、
「賛成の諸君の起立を…」
と大声張り上げていたのは、自民党の額賀委員長。

それを見て、
「ああ、やっぱりな」
と思うたわ。

原子力ムラの陰謀a

額賀氏は、ワシが書いた「原子力ムラの陰謀」では、
原子力ムラから山盛り、支援してもらっている政治家のひとり。
それも電力会社ではなく、
国の研究機関、税金で成り立っている
動燃、今のJAEAが動いていた。票集め、独自の後援会、そして
選挙中の週末は、電話作戦で有権者に電話をかけまくるような
ことまでやらせていたんよ。
特定秘密保護法ができたら、国の研究機関であり、原子力、原発に
かかわることは、その気になれば、なんでも隠せてしまう
やりたい放題かもやで。
それを見越して、大声出してたんやと、よくその魂胆が透けて見えたわ。

一昨日、福島で特定秘密保護法の公聴会が開催されとった。
ほとんど、
「こんな法律、あきまへん」
っていうてる。まっとうな意見や。
けど、それ無視して、審議せんと、衆院通過。
震災、原発被災者をまったく無視するんよ。めちゃめちゃや。
こういうの、やってまっせ詐欺という。
かっこうだけつけて、言い訳つくる。

けど、公聴会は税金、つこうてやっている。
ムダ遣いもええとこやがな。
こういうことを、検察は、税金無駄遣い罪でも
作ってもろうて、捜査してほしいもんやと思うんは、
ワシだけやあらへんはず。